2014年06月30日

『キーパーソン・マーケティング なぜ、あの人のクチコミは影響力があるのか』 山本晶

クチコミ、ソーシャルメディアマーケティングについて
とても興味深く読みましたが、インターネットでの消費行動、
クチコミの定義などから始まるので、なかなか話が前に進みません。

第2章から、消費につながるクチコミを発信する
キーパーソンについて語り、
彼らがどのような働きをしているかを分析します。
ここからが実用的です。

クチコミが機能するには、「情報検索・発信・受信する
消費者の視点に立ち、彼らのインサイトに基づいて
適切な情報を適切な規模で企業から提供することが、成功のカギ」。

イノベータ―(他者に先駆けてサービスを採用する人)よりも
イノベータ―の次に新しいアイディアや製品を採用する
「アーリーアダプター(初期採用者)」や
専門家の意見ではなく、自分よりも少しだけ上の人からの
情報が人を動かすのはおもしろい。

またこのようなキーパーソンになる方法、
キーパーソンと消費者との関係についてもおもしろい。

さらにクチコミは簡単ではない、
ソーシャルマーケティングの壁など
それほどうまくいかない理由まではっきり書かれていて
ブログやSNSをうまく使えば、売上が簡単に伸びる
という幻想を打ち砕く。

キーパーソンをうまく使う前に商品力、ブランド力、
企業の誠意のようなものが、まずは大前提。


bard_happybird.gif 本書でチェックしたところ
クチコミ行動の参加者3タイプ
・クリエイター ゼロから情報を創造し、発信する参加者。
・センダー 情報を再送信する参加者。
・レシーバー 情報を受け取る参加者。

他者への影響力を発揮するのは、実はイノベータ―の次に新しいアイディアや製品を採用する「アーリーアダプター(初期採用者)」と呼ばれるトップ13.5%の消費者たちです。

知覚認知率、つまり「メジャー感」はコミュニケーションによって向上させることができます。つまり、力ではなく技によって克服できるのです。

お気に入り登録されやすい人
・読み手の存在を意識している。他者に感謝している。
・クチコミの文字数が多い。
・利他的で、サイトに貢献しようとしている。

人気を集めるメンバー
専門的知識型 製品特徴や機能、成分などに詳しく、高い知識によって人気を集める
便乗強調型 使用時に人から褒められたり、得をしたエピソードをふんだんに盛り込んで、生き生きとしたクチコミを書くことで人気を集める



bard_happybird.gif 目次
はじめに
第1部 影響力を及ぼすキーパーソン
序章 影響力のプラットフォームが変わる
第1章 影響力を及ぼす人々

第2部 応用編:キーパーソンをビジネスに活用する
第2章 キーパーソンを動かして話題をつくる
第3章 キーパーソンを動かしてヒットをつくる
第4章 キーパーソンとコ・クリエーションを実践する

第3部 キーパーソンにまつわる理論と課題
第5章 キーパーソンと消費行動のメカニズム
第6章 影響力が大きいのは似ているふたりか、似ていないふたりか
第7章 ソーシャルメディアを活用したマーケティングの課題
あとがき











posted by かつき at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事を極める | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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