2014年03月25日

『不格好経営 チームDeNAの挑戦』 南場智子

DeNA創業者南場智子氏による起業から2013年までの
怒涛の日々を綴っています。

ベンチャー起業や経営ノウハウ、企業哲学などは学べません。
エッセイというのがいちばんしっくりくるでしょう。
でも、とっても魅力的な本です。

マッキンゼーから、実業に携わるまでの出合いと過程、
厳しいお父様の手から逃れ自立、
DeNA起業も、その後の発展も隠し事なしで(たぶん)語ります。

情熱的に生きている姿がみんなを惹きつけるのでしょうね。
彼女自身も人が大好き。
会社の資産は「人」だと言いきります。

パートナーの闘病をきっかけにすっぱりと社長業から
身を引き、そちらにほとんどの時間と力を注ぐのも
人に対してきちんと向き合っているから。

本当にすごい。

DeNAのコンテンツが好きな人はたまらない本です。


bard_happybird.gif 本書でチェックしたところ
今、講演をしたりすると必ず訊かれる。なんで諦めなかったんですか、と。自分でもそれがナゾだ。熱病が続いてしまっていたのだと思う。

インターネットサービスの世界は、業界ナンバーワンになるとケタ違いに、こんなにも効率がいいのだ。

自分が接したすごい人たちを思い浮かべると、なんとなく「素直だけど頑固」「頑固だけど素直」ということは共通しているように感じる。

自分を誰かに従属させたり、誰かひとりに掘れ込んで進路を決めたりするのはやめたほうがよい。


bard_happybird.gif 目次
第1章 立ち上げと大失態
熱病/川田とナベ/ソネットかリクルートか/特許騒動と眠れぬ夜/わが社最大のトラウマ/天使に見えた麻呂顔/経営の根っこを掴む

 第2章 うどんが飛んだ日――なぜマッキンゼーを辞めるまで
大学入学をめぐる反抗/マッキンゼーに行きたい/こんな会社辞めてやる/最後のプロジェクト

 第3章 渋谷で叫んだ朝――優秀な人材と資金を集める
ヤフオクの背中を追いかけ/ペーパータオル一枚で手は拭けます/父から送られてきた小切手/ヤフオクの値上げ/黒字化への軌道修正/激やせラリー/リクルートによる売却

 第4章 モバイルで攻める
黒字化記念の「さくら」/異質な「モバオク」の成功/「野菜のような」川崎/上場で思い出す涙/3人で飲んだワインの味/「モバゲー」の誕生/公式サイト化を見送る/ゼロになるまでやる――サイトの健全化/川田の退任/成功の復讐/再度、新しい歴史をつくる/若手エースの登場/ヤフーとの共同事業/公取委の立ち入り調査/3・11

 第5章 退任の決意
わが家に最大級の激震/後任を誰にするか/プロ野球の球団を持つ/グローバル展開/病状の悪化/新人に任せた大プロジェクト/何をめざすか

 第6章 人と組織について――経営者南場、好き勝手語ります
社長の時間の使い方/人を口説くときに心がけること/人材が育つ組織/社長について行きます?/ロールモデルと師匠について/優秀な人材の共通点/コンサルタントと事業リーダーの違い/MBAは役に立つのか/女性として/最大の後悔

 第7章 人と組織
社長の時間の使い方/コンサルタントと事業リーダーの違い/人を口説くときに心がけること/人が育つ組織/優秀な人の共通点/MBAは役立つか/社長のついていきます?/ロールモデルと師匠/社員の卒業について/女性として働くこと

 第8章 これから
広がり続ける事業領域/社長守安の任せる勇気/熱病は続く

あとがき
謝辞

沿革







posted by かつき at 16:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 起業・経営・商売繁盛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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