2013年11月27日

『和田裕美の性格がよくなるメールの書き方』 和田裕美

メールの受け取り方は千差万別です。
同じメールを受け取っても気にならない人もいれば
カチンとくる人もいます。

でも本書で挙げられている例のメールは
明らかにムッときたり、返事をしたくなくなるメールが
ほとんどです。

それを知らず知らず、やっているかもしれない。
怖さを感じました。

メールに限らず、SNSのコメントや返信などでは
つい気楽に返してしまいがちです。

本書ではビジネスメール、プライベートのメール
どちらにも触れています。

ポジション・ライティング、マップ・ライティング、
IEバランス、シンパシー・ライティング、ACTライティング、
ファジー・ライティング、モチベーション・ライティング、
ハナシカキ言葉と、和田さん独自の技術を披露しています。

上目線で書かない、一手間を加える、情報と感情のバランス、
共感、曖昧さも大切など、さまざまなテクニックは
ちょっとした気遣いでぐんと相手との距離を縮めます。


例えば、つい「ありがとう」を多く書いてしまいがちなのですが
これに対して、通り一遍の定型のように感じられるので
自分の心が動いたことを率直に書くのには
確かに一理あるなあと思いました。

また、不快なメールを受け取ると「残念な文章ボックス」という
フォルダーに溜め、講座のネタにしたり、
それを元にいいメールに書き換えたりするといいます。

そんなメールは二度と読みたくないと削除しがちですが
自分を省みるきっかけにすると、腹も立たなくなりますね。

これらのメール術は、言葉を変えることで
自分の気持ちが変わったり、思考が変わったりすることを
教えてくれます。
実際、文字にするとより自分の気持ちや
願望がはっきりするように。

そして気持ちや思考が変わると、性格が変わり、
人とコミュニケーションとるのが楽しくなってきます。

メールは現代人にとって必需ですから
気持ちよくやりとりしたい。

bard_happybird.gif 本書でチェックしたところ
逆に「上目線」メールもポジショニングの失敗例としてよく見られます。外部の人にはちゃんと対応しているのに、社内メールだと急にポジショニングが「上」になるケースが多いので、心当たりのある人は気をつけましょう。

愛の一手間1=相手の心に届ける文章にするために「自分の心」を加える(マップ・ライティングのあとに)
 ここで書き手の人柄が見えてしまうのです。

愛の一手間2=二次的効果がある文章を目指すために(さらにそのあとに)
「この文章で相手を幸せにしたい」「文章を読んだ相手がちょっとでも気分がよくなってほしい」という気持ちを込める。

「曖昧」には責任逃れをするための日本人的な”悪しき曖昧”もあるので注意してください。私がお勧めしている「曖昧」っていうのは、自分を守るためではなくて、相手との関係をよくするためにあるものです。

もうひとつ、「相手がいま一番投げかけてもらいたい言葉は何か」を考えるようにしましょう。それ以外のどんな力強い言葉を投げかけても、相手には届かないです。


bard_happybird.gif 目次
はじめに
ウォーミングアップの章
第1章 ポジション・ライティング
第2章 マップ・ライティング
第3章 IEバランス
第4章 シンパシー・ライティング
第5章 ACTライティング
第6章 ファジー・ライティング
第7章 モチベーション・ライティング
第8章 ハナシカキ言葉
まとめの章
おわりに





posted by かつき at 13:38| Comment(0) | TrackBack(0) | デキる女の仕事術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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