2013年02月18日

『佐藤可士和さん、仕事って楽しいですか?』 佐藤可士和

ユニクロや楽天グループ、
今治タオルのクリエイティブディレクション、
カップヌードルミュージアムのトータルプロデュースと
活躍を続けるクリエイティブディレクターの佐藤可士和さん。

以前に『佐藤可士和のクリエイティブシンキング』を読んでいたので
意外にも普通の仕事論だったのは驚きませんでした。

本書は「宣伝会議アートディレクター養成講座」特別講義の
質疑応答をまとめたもの。
参加者は学生なので、若い世代へのメッセージになっています。
広告や宣伝に関するアーティストの役割は
クライアントの悩みを解決すること
と佐藤さんは言います。

新しい商品の販売やブランドのリイメージングなど
さまざまな仕事をこなすうえで、
アーティストとして身につけるノウハウや視点などを中心に
仕事論も展開しています。

これから社会に出る人、出たばかりで壁にぶつかっている人。
特にアーティスティックに、クリエイティブに
仕事をしたいと思っている人にはおススメ。

bard_happybird.gif 本書でチェックしたところ
広告を見るとき、大きく分けて3つの目線で見ています。「消費者から見た目線」「ビジネスの目線」、そして「クリエイターとしての目線」

どの仕事も本質は変わらないし、どんな案件であっても簡単な仕事なんてない。大切なことは、そうして偶然与えられた仕事の中で、どうやって自分のバリューを発揮していけるかなんです。

デザイナーに限った話ではなく、超一流と呼ばれる仕事をしている人たちは総じて場の空気や人の気持ちを察する能力が高く、相手を不快な気分にさせないものだと感じます。

もしなかなか失敗の理由がわからないときは、成功した時の例と比較してみるといいかもしれません。

デザインに限らず、本物を見る目を養いたいのなら、本物を数多く見るしかありません。(中略)大切なのは、実際に自分が体験することです。足を使って、あるいは対価を支払って、自分のものにすること。

自分の軸というのは、高速で回転する駒のようなものです。(中略)自分の脳もいつも高速で回転させていなければ、軸がブレて倒れてしまいます。

自分の身体を知り最適化することは、良いクリエイションに直結すると断言できます。


bard_happybird.gif 目次
はじめに
第1章 世の中をどんなふうに見ていますか?
第2章 やりたいことを仕事にするには?
第3章 こんなとき、どう考えますか?
第4章 いい仕事を続けていくために大切なことは?
第5章 佐藤可士和インタビュー
    社会をキャンバスに、デザインという絵の具で表現する
おわりに






posted by かつき at 16:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事・働くこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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