2011年11月09日

『コーヒーもう一杯』 平 安寿子

主人公は32歳の、店舗内装デザイン会社の営業・未紀。
3年近く付きあった彼からふられ、夢みた結婚はつぶれます。
さらに仕事で大失敗。会社にも居づらい雰囲気に。

未紀の仕事は、お店を持ちたいクライアントと
内装業者やデザイナーとの取り持ち。
つまり、こだわりと言う名の我が儘対
頑固な職人のバトルをどうにかこうにか収める日々。

仕事の失敗から、勢いでカフェを持つことになった未紀の
奮闘の日々を描く、いわばお仕事小説。

彼女の追いこまれ方もすさまじければ
それまで親友だと思っていた女性の豹変ぶり、
開業に伴い、関連業者の売り込みのすさまじさなど
怒涛の勢いで話は進みます。

営業職の頃は、クライアントの思い込みや情熱を
「甘い」と鼻で笑い、バカにしていた未紀ですが
いざ、自分がお店を持つようになったら
そんな経験はすっかり忘却の彼方。

飲食業に関する蘊蓄やノウハウもうまく盛り込み
業界の裏を知るようでおもしろい。
この大変さをやってのけるのは
やっぱり情熱がないとムリ。
近所の個人でやっている飲食業の方の苦労がしのばれます。
もっと行かなくちゃな〜。

ボロボロになりながらも、最後までしぶとい主人公は
平安寿子の真骨頂。
転んだって大丈夫なんだよ、人生は。

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平 安寿子
★★★★
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posted by かつき at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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