2010年05月10日

『日経新聞の「本当の読み方」がわかる本 ニュースを関連づければ知識に変わる』 小宮一慶

『日経新聞の数字がわかる本』の姉妹本。
経営コンサルタントの小宮さんが
日経新聞の読み方を解説した本です。

日経新聞を毎日、ただ記事を読むだけではなく
ほかの記事との関連づけをすると
より世の中の動きがわかる
というもの。

でも、それには経済、会計、政治など
いろいろな分野の知識が必要です。
これはすぐに真似できません。
それらを勉強しつつ、
まずは日経新聞だけで完結する「数字」について学びたい。

例えば、数字の基準を覚えます
アメリカの新車販売台数は1500万台くらいが妥当。
新聞の記事だけでは、新車販売が1000万台を
割り込んだ後、1000万台を回復すれば
「大台を回復」と書かれてしまいます。
でも、それは経済が好調になってきているわけではありません。

住宅着工件数は180万戸で絶好調。
100万戸を割り込み、それが100万戸を回復したら
やはり同じような記事が出て、
経済が回復しているような氣になってしまいます。
でも、本当は違います。

そのために、月曜日の「経済指標」をとっておき
ほかの曜日に記事が出てきた時
その数字を検証してみます

すると、本当にその記事が正しいかどうか、
あるいは経済がどのような状況なのかがわかります。

さらに参考になったのは、小宮さんの日経新聞のなかの
コラムで読んでいるものをピックアップした
「日経新聞の1週間」。
やはり日経新聞はコラムが充実しています。
比較的、土・日曜日はコラムをあまり重視していなかったのですが
小宮さんはしっかり読んでいるんですね。

自分なりの仮説を立てるためにも
土日の日経新聞は役に立つことがわかりました。

bard_happybird.gif 本書でチェックしたところ
私は、その日に読めなかった新聞はもう読みません。(中略)基本的には、新聞は未来の分析のために読んでいるのですから、過去の情報を分析するためにあまり時間や労力は使いたくないのです。

月曜朝刊の景気指標などとともに「深読み」することにより、記事の裏側や、コメントの意味合いなどが鮮明に見えてきます。

冷戦終結前は、米国は日本を繁栄させておくために外為管理法で外堀を作った上、甘い会計制度を黙認していました。

多くの方は、日曜日は比較的時間が取れるでしょうから、翌週どういう動きをするのかという自分の仮説を立て、その検証をするチャンスです。

「NEWSな数字」というのも興味深いコラムで、「数字力」の養成にうってつけです。

産業構造を全体として眺めるとよく分かるのですが、日本という国は”外需を支える内需”がすごく大きい


bard_happybird.gif 目次
はじめに 日経新聞の「本当の読み方」をご存じですか?
■パート 1 基本テクニック編日経新聞は「関連づけて」読む
ケース001 記事を鵜呑みにしてはいけない
ケース002 疑問を感じたらすぐに「数字」を確認する
ケース003 過去のイベントを頭に入れておく 
◆column 読めなかった日の新聞は読まない
ケース004 発言の真意を「数字」で確認する
ケース005 別の記事や「イベント」と関連づけて読む
ケース006「歴史認識」や「仮説」をもって読む 
◆column 私は日経新聞と読売新聞を読んでいます

■パート 2 小宮一慶が読む! 日経新聞の1週間
日経新聞は日曜日から始まる
月曜日は「勝負の日」 
◆column 気になる記事は電車のなかで”ブックマーク”
火曜日から金曜日は日々のニュースに集中
土曜日朝刊でマーケットの動きをおさらい 
◆column テレビ→読売新聞→日経新聞

■パート 3 実践テクニック編注目記事から経済の動きを読み解く
ケース007 携帯電話を輸出するのは「国内で売れなくなった」から?
ケース008 日本の財政を把握している人は、誰もいない
ケース009 定額給付金の効果はあったのか? なかったのか? 
◆column 「0120」広告で景気の良し悪しを見る
ケース010 景気低迷にあえぐ日本の通貨がなぜ高くなるのか?
ケース011「良いデフレ」と「悪いデフレ」が混在する日本経済 
◆column 水曜日の折り込みチラシに注目
ケース012 中国の景気回復は本当か?
ケース013 外需依存の日本が世界で生き残る道は 
◆column 日経新聞の紙面、最近どこが変わったでしょう?
ケース014 JALの再建は可能なのか?
ケース015 政府はJALを救うべきか?
ケース016 JALへの公的支援―誰が損をし、誰が得をするのか 
◆column ブラジルの「ニッケイ新聞」をご存じですか? 

■パート 4 資料編主要景気指標の時系列データ
現在を読み解くために過去の数字を押さえる 
国内編 
海外編

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posted by かつき at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | デキる女の仕事術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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