2010年01月18日

『勝ち抜く人の8つの習慣』 コニー・ボデスタ&ジャン・ガッツ

アメリカの経営コンサルタント二人からの
リストラされない人材」を目指す仕事術。

経営コンサルタントという立場上、
企業のトップとの接触が多いため
「経営者から望まれる人材、働く姿勢」について
語られています。

常にリストラの危機にさらされているのは
アメリカも日本も変わりません。
しかも「早期退職」といった救済措置のある日本より、
突然クビを切られるアメリカのほうがよりシビアでしょう。

周りがどんどんリストラされていく中、
この習慣が身についてれば
自然にキャリアアップしていくという論旨です。

内容は、会社の利益優先、ポジティブな影響、
変化を歓迎し自らも起こす、賢く熱心に迅速によりよく働く、
コミュニケーション能力に長ける、リーダーシップ、
私生活の管理、学び続ける
という8つの習慣について。

経営者や管理者からの具体的な話が挟まれるので
理解しやすい。特に経営者が感じていること、
会社が本当にしていることを理解するために読んでほしい。
すべてのことに共感をもって読むことができますし
自分を振り返る材料にもなります。

これらの習慣をすべて身につける、
その根本のところは「人格を磨く」ということに尽きるでしょう。
人格を磨くのに、年齢は関係ありません。
若い人だけではなく、何歳からでも身につく習慣です。

小手先ではなく、心から、頭と体を使って一生懸命働くための
エッセンスに満ちた一冊。

bard_happybird.gif 本書でチェックしたところ
自分の雇用を守る八つの習慣のほかに、経営者、管理者、人事部長が例外なく力説したのが、人格の重要性だ。
彼らは社員に対し、信頼できて、思いやりがあり、公私にわたって正直さと誠実さを大切にし、約束を守り、すると言ったことは必ず実行する人物であってほしいと考えている。

ほとんどの会社は社員の雇用を保障するために全力を尽くしてきたはずだ。にもかかわらず、会社の誠意に感謝しようとせず、雇用を自分たちの当然の権利とみなす人が増えている。

会社にポジティブな影響を与える人の特徴
1 行動力がある
2 いつも前向きである
3 問題を見つけ、解決する
4 進んで人の手伝いをする

会社には社員のモチベーションを高める責任がない。モチベーションは社員一人ひとりの「内面の仕事」なのだ。

抵抗して身構えると、変化はますます大きな痛みを伴い、プロセスが長引く。どんなに抵抗しても、変化は起こるものだ。落ち着いて柔軟になれば、変化にうまく適応できる。

ストレスなく生産性を向上させる方法
1 時間を賢く使う
2 ポジティブな心の持ち方をする
3 体調管理を徹底する
4 創意工夫する
5 人に任せる自信を持つ
6 余暇を楽しむ

相手が自分の言わんとしていることを聞いて理解しようと努めてくれていることを確信できない限り、ほとんどの人は自分の正直な考えや感情を伝えようとはしない。

「天性のリーダー」という言葉があるように、リーダーの役割を果たすことが他の人より得意な人がいるのは事実だが、大多数の人にとって、人を動かして適切な決定を下す能力は後天的に身につけることができるものなのだ。

あなたは会社の発展に必要な情報・知識・サービスを提供する限りにおいてのみ、自分の職が有用とされることを忘れてはいけない。

二、三か月に一度、私は勇気を出して、「どうすれば、もっとうまく部署の運営ができるでしょうか?」と上司に聞いています。
厳しい答えが返ってきますが、自分がどう認識されいるかを知る必要がありますから、あまり気になりません。
そうすることによって、私はもっと成長し、自分の会社に対する価値を証明できます。私にとっては、そのほうが、突然、クビを宣告されるよりもずっと合理的です。


bard_happybird.gif 目次
はじめに
自分の雇用は自分で守れ! 八つの習慣を身につけた社員がどこでも求められている
 会社に貢献する人材になれ
 いつでも大切なのは「人格」を磨くことだ
 今すぐ実行しよう

第1の習慣 会社に利益をもたらす
 あなたの仕事は会社に利益をもたらしているか?
 顧客を大切にする
  既存顧客の維持と新規顧客の開拓に力を注ごう
  顧客と直接関わらない仕事でも、顧客へのサービスを常に意識すべきだ
 コスト削減に努める
  会社がしてくれることに感謝し、自分の生産性を高める努力をしよう
  コスト削減の方法を常に考え実行しよう
 チェックリスト

第2の習慣 会社・同僚・顧客にポジティブな影響を与える
 心の持ち方が仕事を左右する
 会社にポジティブな影響を与える人の特徴
 俳優のように自分の役割を演じきれ
 ネガティブな影響は簡単に広がるので要注意
  どんな状況でもポジティブであることは義務だ
  ネガティブな人と一緒に働く苦痛
 問題に対して不平を言うのではなく、解決に向けて行動する
 自分のモチベーションは自分で高める
 チェックリスト

第3の習慣 変化を歓迎し、変化を起こす
 変化は異常事態ではなく、起こって当然の正常事態だ
 職場の変化に適応する
 変化への抵抗は会社の利益に反する行為と見なされる
 変化への恐怖心を克服する 変化はワクワクする感じを生み出す
 変化を前向きにとらえれば成功のチャンスにできる
 絶えず変化することは人生の一部だ
 チェックリスト

第4の習慣 より賢明に、より熱心に、より迅速に、よりよく働く
 自分の能力を最大限に使って働く
 働きたくない者は去れ
 生産性を高める六つの方法
1 時間を賢く使う
2 ポジティブな心の持ち方をする
3 体調管理を徹底する
4 創意工夫する
5 人に任せる自信を持つ
6 余暇を楽しむ
  チェックリスト

第5の習慣 心を開いてコミュニケ―ションをとる
  上司も部下も不満を抱いている
  信頼関係の中でコミュニケ―ションをとる
  四つのコミュニケーションスタイル
1 意見表明型
2 攻撃型
3 受身型
4 受身攻撃型
  聞く技術を磨く
  チェックリスト

第6の習慣 リーダーシップを発揮する
  リーダーシップはすべての人にある
   進んで奉仕することもリーダーシップだ
   リーダーシップをとる権限も与える必要がある
   どのレベルの社員にもリーダーシップは求められる
  有能なリーダー10の資質
1 リーダーは信頼に値し、誠実に行動する
2 リーダーは卓越性を追求し、業績を上げる
3 リーダーは相手の自尊心を高める
4 リーダーは人々の模範になる
5 リーダーは進んで奉仕する
6 リーダーはベテランの教師である
7 リーダーはよい人間関係を築く
8 リーダーはコミュニケーション能力が高い
9 リーダーは楽天的かつ情熱的で、将来のビジョンを持っている
10 リーダーは立ち直りが早い
  チェックリスト

第7の習慣 私生活をしっかりと管理する
 私生活での問題は仕事に悪影響を及ぼす
 仕事に影響を及ぼす二つの要因
1 現在の人間関係
2 子ども時代の経験
  自分の人生には自分で責任を持つ
  個人的な問題を解決する3つの方法
   1「重大なこと」と「些細なこと」を区別する
   2必要なら助けを求める
   3会社と協力して解決策を見つける
  よい仕事をするために、よい私生活を築こう
  チェックリスト

第8の習慣 学び続ける
  あなたの仕事は明日も有用だろうか?
  自分の価値を高めるスキルを見極める
  新しいスキルを身につける
  メンターを見付け、プロから学ぶ
  チェックリスト
  
おわりに 経営者から感謝される働き方をしているか?
  人はみな、存在価値を認めてもらいたがっている
  経営者から感謝される働き方をしているか?
  経営者に感謝することができるか?
  どんな仕事でも、誇りを持ってやり遂げる価値がある

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コニー・ボデスタ&ジャン・ガッツ
訳 弓場隆
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ラベル:仕事術 処世術
posted by かつき at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | デキる女の仕事術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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