2009年12月10日

『日経新聞の数字がわかる本 「景気指標」から経済が見える』 小宮一慶

小宮一慶さんの『ビジネスマンのための「数字力」養成講座』では
日経新聞の景気指標がどれだけ役に立つかと
その考え方、見方などを記しています。

この考え方、見方に基づき、本書では日経新聞月曜日に
掲載されている景気指標を読み解いていきます。
日経BPNetで連載しているコラム
「スイスイわかる経済!”数字力”トレーニング」を膨らませたものです。

ひとつひとつの数字を見ていくのですが
あの景気指標の欄の上から下まで、左から右、というのではなく、
GDPを読み解くにはどの欄を見たらいいのか?
企業活動全般を知るには?
金融の動向を見るには?
といった視点でまとめあげています。

小宮さんの本はゆっくりとトレーニングするように読むと
わかるようになっています。


後半は実戦トレーニングで、2008年の経済危機、
2009年前半の経済対策とその効果について述べられています。
今年前半の心配がすこし薄れてきたのと同時に
ドバイショック、円高などもどのように考えたらいいのか、
毎週月曜日の夜は、本書を手に予測してみたい。

bard_happybird.gif 本書でチェックしたところ
大ざっぱに言うならば、GDPの増加は、わたしたちの給料の総額が増えることを意味します。

広告費は削られるのも早いのですが、回復するのも早くて、企業の業績が上向きはじめると比較的早い段階で広告予算が増えはじめます。過去のデータを見る限り、名目GDPとほぼパラレルで動いてきました。名目GDPが回復しはじめると広告扱い高も増えはじめるというのが、私の見方です。

こんなふうに、ざっくりした大きな数字が頭に入っていると、新しい数字や別の数字を目にしたときに、その変化を直感的に把握することができるのです。もちろん、景気指標欄のすべての数字を暗記する必要などありませんが、GDP、新車販売台数、企業倒産件数、円相場、日経平均などといった基本的な指標については、おおよその数字を押さえておくと便利です。

わが国の倒産件数は、月1500件が危険域だと私は見ています。つまり、月に1500件以上の企業が倒産すると、日本経済全体に深刻な影響が出るという意味です。

人間は、関心がないものは見ようとしません。また、数多くの情報が目の前にあっても、見るべきものをスクリーニングしてものを見ています。ですから、何かを見ようとするなら、まずは一つの数字に注目し、その数字に関心を持つことから始めるのが現実的な方法なのです。

私の感じでは、今回は年換算で100万戸を超えると景気が本格的に上向きになり、150万戸ペースになると好景気になるというのが、この先の目安です。(アメリカ)

別に予測が当たっても当たらなくても、たいした問題ではありません。自分なりにストーリーや仮説をいろいろと考えながら予測するというプロセスこそが重要で、景気指標を読み解くトレーニングとして有効なのです。しかも、こうしたトレーニングをずっと続けていくうちに、だんだんと予測の精度が高まっていくことが実感できるはずです。

在庫が増えるときは「良い在庫の増え方」と「悪い在庫の増え方」がある


bard_happybird.gif 目次
はじめに――月曜朝の日経「景気指標欄」を読んでいますか?

パート1 基礎トレーニング編
テーマ1 GDPを読み解く
テーマ2 企業活動全般を見る
テーマ3 業種別の動向を押さえる
テーマ4 雇用を見る
テーマ5 物価を見る
テーマ6 金融の動向を見る
テーマ7 市場の動きを押さえる
テーマ8 超大国アメリカの景気を見る
テーマ9 ヨーロッパ経済を見る
テーマ10 アジア経済を見る
テーマ11 商品相場を押さえる

パート2 実践トレーニング編
その1 「一〇〇年に一度の経済危機」を過去と比べてみる
その2 景気回復の兆しを探す
その3 中国は世界経済の機関車になれるか

絶対に押さえておきたい一〇指標[国内編]
絶対に押さえておきたい一〇指標[海外編]


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posted by かつき at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | デキる女の仕事術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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